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箸の種類①【材質・形・長さ】

箸は様々な材質や形状の種類があり、用途に応じて長さも様々です。
マルモでは和・洋・中を問わず、御料理に適した割箸をご提案致します。
また箸袋加工も承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。

✅材質【杉】すぎ
杉は程よい強度に加えて美しい木肌と芳香が味わえます。
また防虫・抗菌作用があることから、虫やカビがつきにくく衛生面においても最適な材料といえます。
マルモでは主に吉野産の杉を用いています。主に懐石料理用として用いられます。

✅材質【桧】ひのき
桧は木目や美しい木肌に加え、心地よい芳香が味わえます。
桧にも防虫・抗菌作用があり、虫やカビがつきにくく衛生面においても最適な材料といえます。
主に懐石用として用いられますが、客膳(きゃくぜん)用としても使われています。

✅材質【竹】たけ
竹は成長が早く、国内産だけでなく外国産のものも多数輸入されています。
竹は強度に加えて油に強く割り易い為、油物の多いお店で多く使われています。

✅材質【白楊】はくよう・アスペン
白楊はアスペンとも呼ばれるヤナギ科の落葉高木で材が白く柔らかいことが特徴です。

✅材質【蝦夷】えぞ・エゾ松
蝦夷は程よい強度に加え美しい木肌が味わえます。
白い木肌に薄っすらと正目が見えます。

✅形状【卵中】(らんちゅう)
箸の真ん中が卵の様に膨らんでいる事から「卵中」と呼ばれます。
一本利久、バラ利久とも呼ばれる最高級品で子孫繁栄や五穀豊穣の願いが込められています。
お正月やおもてなし膳、お食い初め等の祝いの席にお薦めです。

✅形状【天削箸】(てんそげばし)
天と呼ばれる持ち手側を鋭角に削ぎ落し、木目の美しさを強調した割箸です。
「天を削ぐべからず(逆さにするべからず)」と言われる様に、
箸を逆さに使わないようにという意味が込められています。

✅形状【利久箸】(りきゅうばし)
箸の真ん中が太く、両端が細い左右対称の両口箸です。
千利休が自ら削ったとされています。
箸が引っ付いている様が仲の良い夫婦の様である所から夫婦(めおと)利久とも呼ばれます。
片方だけが細い片口(かたくち)利久と呼ばれる型もあります。
寿司店、日本料理店やおもてなしの席などにお薦めです。

✅形状【元禄箸】(げんろくばし)
箸の中央に溝を付けて割りやすく加工したもので、現在最も多く流通している割箸です。
ラーメン店、居酒屋、コンビニエンスストア、家庭用など多くの場面で使われています。

✅形状【双生箸】(そうせいばし)
箸は丸く、持ち手側の先は四角の形状をした割箸です。
円型で持ち易い為、おもてなしにも最適です。

✅形状【角箸】(かくばし)
持ち手部分を四角く、先端を細く削ったシャープな見た目が特徴的です。
おもてなしの席にお薦めです。

✅長さ【五分長】(ごぶなが)
・実際の長さは約26.0cm。九寸(約24.0cm)より五分(約1.5cm)長いサイズを指します。

・「一寸」… 一尺の10分の1の長さ(約3.0cm)
・「五分」…一寸の半分の長さ(約1.5cm)

割箸には昔から独特の慣習があり、表示寸法より1寸(約3cm)短くなっています。
また割箸は木材製品の為、若干の誤差が生じます。

✅長さ【九寸】(きゅうすん)
・実際の長さは八寸(約24.0cm) 

✅長さ【八寸】(はっすん)
・実際の長さは七寸(約21.0cm)